平成13年9月1日、東京都の新宿歌舞伎町にて発生した火災事故は、44名という多数の死者が発生しました。比較的小規模な建物火災であるにも関わらず大惨事に至った経緯として、階段付近の防火戸の閉鎖不良による建物内の火災による煙の充満、さらには火災報知機の電源が落とされていたなど、ずさんな防火管理体制が指摘されました。そして改めて防火の必要性を再認識させられる事件となりました。
これを受けて、平成14年4月に建物が小規模であっても、ある一定の要件を満たす場合には、建物単位で年1回ずつ防火体制・管理などの点検を行い、その結果を報告する制度として「防火対象物点検」が法令改正により公布されました。
また平成7年1月の阪神・淡路大震災を教訓として、大規模な地震(震度6強以上)やテロ災害などを想定した防災管理、またはそれに伴う自衛消防組織についての点検を実施・報告する「防災管理点検」が平成21年6月に公布されました。
我々BOUSAI STAFFは、専門の資格・知識を有して、お客様の多様な建物状況に応じた防火・防災管理体制について、的確なアドバイスを提供し、皆様への安心・安全について全力でサポートすることをお約束いたします。