消防訓練にて

お客様の防火対象物における、消防訓練にて
設置されている消防用設備等について、お話をさせていただく時間を頂戴しました。

消防用設備等について(消防に用いる設備など)
「消防の用に供する設備、消防用水、消火活動上必要な施設」として
消防法には定義されています。

特に最初の「消防の用に供する設備」については
1.消火設備 2.警報設備 3.避難設備に分類されます。

1.消火設備
消火器・屋内消火栓設備・スプリンクラー設備・泡消火設備・二酸化炭素消火設備など
いわゆる火を消すための設備

2.警報設備
自動火災報知設備・非常放送設備・ガス漏れ火災警報設備
消防機関へ通報する火災報知設備
火災やガス漏れを建物の関係者に報せる設備

3.避難設備
避難器具(はしごや救助袋など)・誘導灯
人を建物外に避難させる設備

例えば京都市内であれば、119通報が成されてから、平均7.5分で
消防車が駆けつけるといわれています。
その7.5分の間に、初期消火・火災の通報・避難誘導を消防の手を借りずに
自分たちで対応するための設備について、説明させていただきました。

途中でHDMIケーブルの不備が発生し、ご覧いただきたかった映像に辿り着けず。。。orz
忸怩たる思いの中、20分ほどお話させていただきましたが
少しでも身近に設置されている消防用設備等について
理解・把握していただければ幸いです。

京都市消防局が、京都アニメーション火災事故の教訓を生かすべく
作成された映像が、とても消防訓練に効果的なので、是非ご視聴のほどを。

これから乾燥シーズンに突入します。
急激に季節の移ろぎを覚える頃、どうぞ喉の乾燥⇒流行り病などにご注意して
快適な秋の気配を覚えながら、穏やかな日々をお過ごしくださいませ。

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