変わろうとするもの と 変わろうとしないもの
連休を利用して、近場の岐阜へ一人旅。
金曜日の夜は、大垣へ。
そして翌日は、岐阜へ。
晩夏木曽路旅のスタートです。
大垣に到着したのは夜7時。
予約していたホテルに荷物を預けて
近くにある居酒屋『侘助』さんは、お母さん2名が切り盛りされている
ご近所の普段使いのような居酒屋さん。
平日、ずーっと我慢していた生ビールの美味いことよ。
アテはサンマの刺身と炙り。
季節の肴をいただきながら、酒を飲む。
母「なんで大垣に来たの?仕事?」
私『いや、旅行で、近場を選んで』
母「え、大垣選んだの。。。」
何気ない会話に花が咲き
他のご常連グループを差し置いて、だらだらと会話が続く。
結局、日本酒で仕上がって。爆睡。
翌日は、養老のいつもの温泉にじっくり浸かって
それから岐阜の柳ケ瀬へ。
ご存じの方もいらっしゃるやもしれませんが
柳ケ瀬は、日本一のシャッター商店街。
それでも昔から、その街の彩りを見守り続けた
老舗のお店が、点々とあるのです。
昼からお好み焼きにビール。
こちらでも柳ケ瀬の隆盛そして凋落を聞く。
さらにとんかつ屋さんへ。
きっと、このあたり昔は栄えたんだろうなぁ。
お好み焼き屋さんのおかみさんの会話
「20年前までは賑わっていたけど、どんどん寂れて。。。
上の人が機転を利かさないと、この街は変わらないよ」
変わってほしいのか、いやこの変わらない街が良いのか。
どちらが正解とは言えないし、それぞれの考え方がある。
岐阜といえば、柳ケ瀬に代わって
岐阜駅北側の玉宮界隈が近年は若い人で賑わっている。
そこから徒歩10分ほどの柳ケ瀬とは対照的に。。。
色々な人の思いや生活が、そこにあるのです。
夕方になって、池田温泉からお湯を運んできている銭湯。
まだまだ暑さの残る岐阜、汗を流して、さぁ街へ。
やってきたのは、若い人の集まる玉宮界隈。
週末ですから、人でごった返していた。
その中の四川料理へ。
酔っ払い鳥に、四川冷奴(いずれもハーフサイズ)
めちゃくちゃ美味い。花残暑、でなく、花山椒、最高。
幸せな気持ちで柳ケ瀬をほろ酔いブラブラ。
そのあと、ざるそばで〆ると、腹いっぱいになってしまって
呑みに出かける元気もなく、ホテルで爆睡。
最終日も柳ケ瀬へ。
最後は老舗の食堂で、懐かしい中華そば〆。
人それぞれの想いがあり
人それぞれの生活があり
どれもが、とても、愛おしい、そして温かい。