宇都宮一人旅
YoutubeのU字工事チャンネルが好き。
彼らのホノボノした雰囲気、また同世代なので、ちょくちょく拝聴しているのですが
彼らの地元の料理を紹介する『栃木飯』のコーナーで
那須塩原市の伝統料理「ひたしそば」なるものに魅了されて
消防設備士講習を頑張った、自分へのご褒美として、2泊3日の弾丸旅行を遂行。
烏丸御池の地下鉄目指して急ぎ足、そして京都駅へ。
目指すは、栃木の中心都市である宇都宮です。
宇都宮と言えば、餃子が有名、ですが
その他にも
・宇都宮焼きそば
・カクテルの街、宇都宮
・ジャズの街、宇都宮
うーん、街を盛り上げようとする気迫を感じる。笑
東京駅までは、東海新幹線で2時間ちょい。
そこから東北新幹線に乗り換えて、約1時間弱で宇都宮駅に到着です。
すっかり夜になってしまい
ホテルでチェックイン、荷物を置いて、そそくさと晩餐の宴へ。
今回の旅、全般的に歩きの行動を選択したのですが
グーグルマップで見るその距離は、想定の1.5倍だったなぁ。
徒歩20分で、老舗居酒屋『庄助』さんへ。
栃木県庁の南側に、ひっそりと赤提灯が良い感じ。
まずはビールだ!ビール!
なんてったって、この旅のために2週間弱、禁酒したんだからねっ。
至福の一杯。くわーーーーーっぁ!
さて、お通しをいただきながら、注文は紙に書いてねー、とはお母さんの声。
どうしても食べたかった、もつ煮。
そして、秋のナス焼きに、泣く子も黙るアジフライ。
これぞ居酒屋定番(だと思う)
ちなみに、この紙、競輪の投票用紙でした(笑)
だれだ、1レースから、3連単、大きく狙っているのは。。。
3種の神器、到着なり。
特に、もつ煮、今までで食べた中でも、一番でした。
ホルモンの味が出汁に浸み込んで、疲れた心に沁み入りました。
この後、宇都宮の夜の街を偵察がてら、ウロウロして
明日の夜に備えてホテルに帰還。
しかし、、、
明日からの旅路の興奮冷めやらぬ
また隣の部屋の寝いびきが、壁を揺らすほど、ごごごごご。。。
さらに、それで眠れなくて、テレビをつけたら、その壁をドンッ!と殴られ。。。
え、、、よくよく見たら、TVの音量「2」なんですけど。。。
小心者、音量を1に下げて、結局3時まで眠れず。
翌朝。
6時半に目が覚めて(かなしい中年のサガ)
宇都宮中央卸売市場まで、徒歩で移動。約20分
目指すは市場内の『角常食堂』さんです。
素敵な佇まい♡
こちらで焼肉定食をいただきました。
熱いみそ汁に、栃木米、そして甘辛く焼いた肉が美味。
隣のカウンターでは市場の方々が、地元の言葉で会話しているのもとても良き。
たまに、何言うてはるんかワカランのも、愛敬なり。
宇都宮駅に戻り、JRで西那須野駅へ。
今回の旅のメイン、といっても過言ではない、あの「さらしそば」へ。
駅前の『かどや』さんは、11時のオープン前から数人が並んでいました。
なんとか席を確保して、まずはビールで喉を湿して
いよいよ、念願のソレへ。
ひたしそば、その名前の通り、エッジの効いた田舎そばが豪快に盛られていて(これで中盛り)
ドボッと甘辛い関東特有の出汁に浸して、ずずずっ!といただきます。
ああ、最高に美味しい。
出汁の中には、白菜が刻んだものが入っていたり、また味変化で大根おろしを入れたり。
とにかく、そばのこのボリュームよ、食べても蕎麦がある幸せたるや。
最近のお店、特にイタリアンだったりしたら、ほんのチョコっとしか麺が無かったりしますもんね
大満足で、腹いっぱいで、近所の乃木神社へ。
乃木将軍とのゆかりある神社は、七五三で賑わっていました。
近所の温泉にも浸かって、のんびりしてから宇都宮へ戻ります。
まぁ、そこから駅に戻り、歩きに歩いて
実は、この日32000歩を達成。
歩数アプリで、燦然たる記録を更新したのです。
夜ご飯は、宇都宮町中華『味一番』さんへ。
開店17時半に向かったのですが、お店の看板は「準備中」のまま。
あれ?ドア開けて、空いてませんか?と聞いたところ。。。
「今日は予約だけしか受け付けないんだけれども。。。
お客さん、一人だけ? うーーん、いいよ、どうぞ!」
嬉しい!最高やー!
ビール大瓶、頼んで、注文したのがコチラ。
宇都宮といえば、餃子。
焼餃子(食べかけゴメンナサイ)に水餃子、そして、これまたもつ煮!
(これもU字工事さんが紹介していて、どうしても食べたかった。これもうまい!)
とにかく、もつ煮が旨い。宇都宮、最高だな。
そして腹カンカンになりながらも、夜の街へ。。。
カクテルの街ですから、アチコチのバーを巡ったのです。
が、、、
全体的に会話があまり弾まず、、、
うーん、ここぞとばかりに、ねっとりとした京都弁で始めたのが
あまりウケが良くなったのかな、とある店なんて
注文以外は、まったく会話もなく、まるで武士と武士の間合いを計っているのか、と感じたほど。
そして
気が付けば、ホテルの布団で眠ってた。。。
最終日。
近所のサウナと風呂で、二日酔いを整えて
これまた近くにある焼きそば屋『あをやぎ』さんへ。
これもU字工事さんの情報です。
残念ながら、お店でいただくことが出来ずにテイクアウトのみ。
近所の公園でいただきました。
こんな感じで、ビニール袋に入れて渡されます。
ランニングしているオヤジに白い目で見られながらも
オープン。
焼きそば、1.5人前。
これも、最高に麺が旨かった!
色々と観光もしましたが
とにもかくにも、食に恵まれた旅行でした。
道中は、3時間半。
東京の街は、やっぱりデカイし、建物ばかりで
どうにも私は苦手だなぁ、と改めて思う。
帰りの東海新幹線は、後ろの席が、京都に戻る舞妓さんとお姉さんペアで
その聞こえてくる会話が、結構仲良く話されていて
なんだかとても面白かったり。
帰宅して、さすがに足回りは筋肉痛でしたが、楽しい3日間でした。
また行くぜ、宇都宮!