安心を与えてくれる
22日~24日、お休みをいただき
久しぶりの旅行です。
今回の行先は、、、鹿児島!
理由は、夏ごろに『アメトーーク』のマンガ大好き芸人で
紹介されていた『日曜日の背徳めし』を知って、購入したことから始まります。
日曜日のサラリーマンが妻に内緒で、高カロリー高脂質の自前料理で
背徳ながらも贅沢な時間を過ごす、的な内容の1冊。
作者は、魚乃目三太さん。
色々と食事をテーマにした内容のマンガを執筆されているとのこと。
で、他のも読んでみたいなぁ、と探していたところに
とある漫画を見つけたのです。
『ちらん ~特攻兵の幸福食堂』 全4巻
ちょうど、御盆あたりだったのも重なり、戦争のことについて興味を持ったので
ふとした気持ちで購入して、読んでみたのです。
グッと来ました。
こんな悲しい話があるのか。
鹿児島県の南九州市 知覧という土地。
お茶が有名で、ここに戦争中に飛行場が建設されて、そこでパイロットが育成され
やがて劣勢になり、沖縄戦が近づくと、命をもって敵と戦う特攻隊が編成され
この知覧から、たくさんの命が消えていった、、、
恥ずかしながら、知覧の悲しい歴史、まったく知りませんでした。
で、仕事が少し落ち着いたら、是非に出かけよう
として選んだのが鹿児島です。
京都から伊丹までは、約1時間弱。
伊丹空港から、飛行機70分ほど。
さらに空港から車で1時間弱で、鹿児島市内に到着します。
3時間ちょいあれば、鹿児島に行けるのね。
初日の夜は、鶏料理を満喫し、夜食にラーメン並を食して、早速の背徳。
鹿児島ラーメンは、すりおろしニンニクが最高にマッチしてグー。
2日目朝から、知覧に向かい、知覧平和祈念館、
そして幸福食堂の舞台となったホタル館 富屋食堂へ。
様々な人生、また特攻に向かう青年達の顔、目、笑顔がとても切ない。
安易に語れるようなものでなく、ぜひ皆さんには体験していただきたい。
貴重な勉強の機会でした。
その後、知覧茶を購入して
再び鹿児島市内で、黒豚とんかつを食す。
夜は天気が良かったから、そこから薩摩湾の東側
輝北天球館に出かけて、星空・天の川を堪能。
流れ星も見えたのさ。
3日目、早朝に魚市場の食堂で、きびなご食べて
西南戦争の最終地、城山公園に向かい
島津藩の別邸こと仙巌園を散策し
帰りがてらに、空港近くの妙見温泉で疲れを癒して。
充実の3日間でした。実に寝不足です。
でも天候に恵まれた。日中27℃、半袖ですごしました。
とにもかくにも。
鹿児島、そこには桜島が聳え立っていました。
その雄大さ、荘厳さ。
夕暮れの国道10号線から。
早朝の魚市場付近から。
城山公園から。
仙巌園から。
この町がとても好きになりました。
人もとても懐っこくて、少し京都では見かけることの少ない顔立ちの方も多くて
そして、桜島が安心を与えてくれた。
また行こう。