藤樹
日曜日。
滋賀県は草津市に、少しお出かけ。
お目当ては、藤樹、藤の花です。
草津市内から湖岸の方へ少し車を走らせた場所に鎮座する
三大神社です。
藤が有名だそうで。
少し雨が降る中、まだ満開、とまではいかないまでも
幽玄な世界が、そこにありました。
齢、40過ぎて、初めて藤の花に出かけたのです。
これは、なかなかの妖艶さですね。気に入った。
鬼が嫌いなのは、アニメよりも、ずーっと以前から
伝説が存在していたんだようですね。
かの藤原氏の栄華を祈念して、植樹されたんだそうです。
なんか、そんな歴史の記された石碑があったんだけれども
その後に、織田信長に焼かれて、などなど
なかなか激しい言葉が並んでいて、面白かった。
近藤=近江の藤原
ということをチラッと聞いたこともあり
藤の花が、さらに身近に感じられたのです。
そしと、私と共に過ごしてきた彼女と
お別れの日がやってきました。
長年(もう10年以上)使用し続けた椅子が、いよいよ故障してしまい
ワイヤーは切れるわ、ストッパーが効かずに、どんどん下がってしまうわ
新しい椅子を購入するにあたり、業者さんに下取りしていただきました。
ありがとうね、ずっとずっと支えてくれて。
2代目チェアも、なかなかに良いです。
さてさて、そろそろGWが近づいてきましたね。
何しよっかな
spring vacation
気が付けば、少しずつ暖かくなって
桜の花も、そろそろ終わりに近づく頃
毎年、4月はユックリ過ごせていただいており
まとめてお休みを頂戴して、国内旅行してきました。
旅はズバリ、瀬戸内ぐるり旅。
京都~明石~高松~松山~尾道~倉敷~京都を
3泊4日で、ノンビリさせていただきました。
つらつらと旅の模様を、記させていただいても良いんだけれども
今回は2点をピックアップ。
まずは旅の初日の昼ごはん。
なかなか予約が取れない、明石で有名なイタリアンに伺いました。
車旅行ですから、お酒をいただくことは出来ないんだけれども
活気のある店内で、いただく海の幸の、それはそれは美味しかったこと。
イカと小エビのフリットからスタート。
四季のピッツァ(ピザじゃなくて、ピッツァ)
私は日本人だから、春からいただきましたが
外国の方なら、秋から食べるのかしら(年度末からの解放を意識しすぎ)
これが抜群にうまかった。
キビレ(という名前の魚らしい)の香草オーブン焼き。
レモンをたっぷりとしぼって、箸(じゃなくてフォークナイフ)が止まらん。
そしてデザートに、いちごたっぷりティラミス(アイラブティラミス)
カプチーノと共に、もうお腹いっぱい。
こういう美味しいものをいただいて
最近、いつも思うんだけれども
胃がどんどん小さくなっている。
アレもコレも食べたいのに、、、、忸怩たる思い、とはまさにコレ。
旅行中は天気にも恵まれ、だいぶ空は霞んでいたけれども
(窓を開けると、鼻炎になりがち、だったけれども)
ノンビリとキューバ音楽を流しながら、ドライブを楽しんだ。
高松の夜は、一本鶏をいただいたり
猫のカワイイ小皿を衝動買いしたり(こういうの大好き、女子力高いから)
3-1 で 16倍当てたり(慎太郎ありがとう)
朝の通勤ラッシュを尻目に、うどんを食べたり(絶対、小でよかった)
道後温泉近くの寿司屋で、生ガキに悶絶(いい意味で)したり
尾道のロープウェイ内で、グループ旅行の一人の女子の背中と私の背中が
べったりくっついて、その体温にウンザリしたり
猫の小路が、もう過疎化していたり
相変わらず倉敷の八重さんは、最高の居酒屋であったり。
その中でも、一番の思い出は
しまなみ海道の瀬戸田レモン。
明石の魚に振りかけたレモンがとても爽やかで、美味しくて
是非、有機のモノを購入したく、スマホで検索した
とある農園に伺ったときのこと。
小さな島の、細い道をクネクネ昇っていったら
そこには普通の家と普通の倉庫がありました。
ありゃ、ここでは購入できないのかしらん?
と、ちょうど倉庫の中で作業してる若い男性(なかなか男前だった♡)に
入手できないか、声をかけてみると
「まだ、生ってると思うので、ご自身で取ってもらったら、いいですよー」
と、なんとまぁ、快く緊急レモン狩をさせていただけることに!
レモンって、こんな木に、こんな具合で生っているのか。。。
初めての光景に、感動。
渡された、枝折ハサミで、大きく実ったものを、チョキンと収穫したのです。
は・つ・た・い・け・ん。
感動。
そして、近藤の白い歯で、黄色い檸檬をキリリと嚙んだら
なんとも爽やかで優しい酸っぱさが、口の中で広がり
またその余韻が、しまなみ海道の風と共に、心の中を澄ませてくれたのです。
檸檬のほかにも収穫された柑橘系を箱に詰め込んでくださり
とても安価に譲ってくださいました。
帰宅して、それらの柑橘系、たくさんいただいていますが
ああ、これが本物なのか、と溜息の日々でございます。
どうしても休みの日になると、海が見たくなるのは昔から。
もともと京都の端の田舎で、山を眺めながら生きてきたからなのかも。
あの瀬戸内の海の穏やかさ、島を流れる風の優しさ。
とてもとても、思い出深い旅になりました。
最後に、現実に戻りたくない中年の背中とともに。
桜桜桜桜桜
この季節、何が嬉しいかって
鬱々とした世の中で、どうしても下を向いて歩いているところで
これでもかと、見事に咲き誇る桜のおかげで
晴天の青空を、桜の華やかさを愛でるために
目線を上げてくれるってこと。
ああ、もっともっと浮かれたい。
春爛漫。
醍醐寺付近も、人がごった返しています。
今週いっぱい、雨もあまり降らなさそうだから
見ごろかな。
少しだけ、花弁が舞いだした。
新入生、新入社員の皆様方、素晴らしき門出になりますよう
お祈り申し上げます。