眠りの森
早く春が来て欲しい。
春が来て、新芽の季節になって
そうしたら、ドライブに出かけて
出来るだけ山奥へ車を走らせて
森林に囲まれて、マイナスイオンをたっぷり浴びて
新鮮な若葉の香りに包まれて
大きく深呼吸をして、心静かに眠りたい。
春眠暁を覚えず。
もうなんぼでも眠れる季節になってきた。
日が随分と長くなってきた。
18時頃でも、まだ少し明るいもの。
実家の梅が、咲き乱れている。
それでも、まだ今日の朝は少し寒さを覚えた。
井戸の水も随分と冷たさを感じて
手が久しぶりに悴んだ。
喫茶店にでも出かけて
美味しいコーヒーを飲みたい。
そんな、のんびり出来る季節まで
あと一ヶ月足らず。
何が起こるのか、何が終わるのか。
まだまだ混沌とした中で、先の見えない不安もあるけれども
とにかく目の前にあることを、1つずつ。
そして、春を待ちわびるのみ。
はよ寝よ。