富士を見たくて
朝晩の冷え込みが一段と強まる一方で
空気が澄んで、遠方まで見渡すことができるようになりました。
あちらこちらで山々の彩を空の青のコントラストで眺めていると
無性に富士山を見たくなり
土曜日の夜から、車を走らせて、向かったわけでございます。
夜は名古屋で過ごして、翌朝、車で約1時間半ほど。
静岡ICで降りて、少し小腹が空いたから
東海道の丸子宿では家康も食べたという、おなじみ麦飯とろろ汁に立ち寄り
腹いっぱいに頬張り、食べすぎて、少し後悔しながら
それでも心と体が満たされた状態から、車を走らせて45分。
久能山東照宮前を静かに、清水港方向に向かいます。
駿河三保之松原
写真の腕は、許してたもれ。
まぁこういうのって、たいてい本物見るのが一番ですからねぇ。
三保の松原からの写真をパシャリ。
まだ、冠雪は不十分とはいえども
あの歌川広重の描いたものとの対比を心の中でしてみたりして
駿河湾を照らす暖かい冬の日差しに包まれながら、とても気分も健やかにさせてくれたこと
ビバ、富士山。感謝。
銀杏が良いよね。青空に映えるよね。
そうそう、京都市内を車で走らせているときに
なんだか気になる店の前を通過して、思わず立ち寄ってしまいました。
お昼の弁当をいただいた後なのに!
こういう直観は、大切にしたい。
この素朴な和風出汁のラーメン、温かくて美味しかったぁ!
ますます寒さを覚える季節、少しでも心が温まりますように。
うちの会社の暖簾も、毎年恒例クリスマスバージョンに変わった(変えてくれた)よぉ
枕のススメ
だんだん年を重ねてくると、自分の身体のケアに入念になる。
というより、まず意識がそうなる。
疲れが溜まる、疲れが取れなくなってきた。
こういうことから、食事だの、お酒だの、睡眠だの色々と改善を検討するのであるが
前者2つは、心の赴くがままに、まだまだ頑張りたい気持ちと
なかなか食べられない、もう飲めない、この狭間で常に気持ちが揺れ動いているなかで
とにかく善戦?したいから、少しだけセーブに努めているのですが
睡眠だけは、どのような対処法があるのか、まったく理解できずにいた。
で、何かと芸能界?で話題の枕に目がくらんで、購入しようかと思ったのだが
なんせ3万円台は、さすがに高い。
さらに色々と批評を見ていたら
「WHOは、枕を1年ごとに交換することを推奨している」
ホンマに言うたんかいな、だれよそれ、WHOよ?
かといって、3,000円で快適な睡眠を取れる、と言われても
これまた、なんとなくなんとなく、不安要素もあるので
その中の上で、1万円の枕を購入してみたのである。
素材はいかにも化学的な雰囲気で
マンゴーを十字にセレブカットして、モニッって裏返した感じ(わかるかいな)
で、それにシーツが被せられていて、表と裏で、ソフト面とハード面が味わえるという。。。
さて、どのような結果になったかといえば、、、
ビバ、睡眠ライフ。
眠りの質が、まったく変わりました。
それまで、布団に入ってから、約3時間ほどで、背中・肩が違和感を覚えて
目が覚めて、トイレに行き、、、という生活から
ほぼ朝まで、ノン起きで、さらに頭の位置がスッポリ固定されたようで
寝相も悪くなくなった(朝起きても、布団がちゃんとかかっている)
これは、たまらなく嬉しいのです。
枕、疎かにしては決していけない。
まぁ人によって、合う合わない、はあるんだろうけれども
睡眠の質を改善すると、日中の色々なことに良い影響を及ぼすことは
むぅあちぐわぁいぬわぁい、のでした。
さ、今日も早く風呂に入って、ぬくぬく布団でゆっくり身体を休めよ♡
好奇心 向上心
久しぶりに組合のゴルフコンペにお誘いいただきまして
早朝から信楽まで出かけてきました。
日中は、本当に11月なの?と思わせるような気候でしたが
さすがに朝は、寒い寒い。
風がビュンビュン吹いて、冷たさを覚えるあたりは、さすがに信楽の天気です。
それでも天気は良好、スコアは絶不調(というか、これが実力)
楽しくゴルフさせてもらいました。PARも2回取れたし、まぁ善哉。
先日、ずっとお世話になっている特別養護老人ホームで
スプリンクラー設備の制御盤が誤作動し、警報ブザーが鳴動した、とのことで
組合に依頼して、その筋(いわゆる制御関係)のプロに所見いただこうと、お願いしたところ
この道、数十年の大ベテランにお越しいただき、色々とご指南をいただきました。
事前に回路図をお渡しして、電話で内容について説明させていただいたら
すぐに、おそらくこういう現象だろう、こういう事由が考えられる、対処法はコレとコレ、と
もうその場で、パパパッと的確なアドバイスを頂戴しました。
さらに現場で、詳しいことを説明いただいたのですが
「こんなん簡単なことなんやで、みんな食わず嫌いしてるだけなんよ」
なんとも深みのある御言葉でした。
まずはやってみる、そういう気概が大事だよなぁ。
自分自身も、色々と好奇心をもって、意欲的にチャレンジする人間でありたい。
土日は、これまた組合で消防設備士の講習会があり
先週の日曜日と併せて、3日間、沢山おしゃべりさせていただきました。
10名の方が秋の行楽日和にもかかわらず、一所懸命に勉強していただいたわけで。
電気屋さんから、弱電屋さん、そして今回、一般の方が過半を占める。
私の拙い説明に耳を傾けてくださり
少しでも合格へのお手伝いが出来たのであれば良いのですが。。。
人に解りやすく伝えることの難しさ、、、改めて痛感。
好奇心・向上心、とても大切ね。
沢山の方に刺激をいただきましたよ。
せやし、ゴルフももっと練習して、上手になりたい!
しかし青ティーからは、グリーンが遠いなぁ。。。
忸怩たる秋
先週末に、おやすみをいただいて富山に出かけてきた。
数年前に、宮本輝の小説を読んで、無性に訪れたくなった富山。
氷見海岸から、春の富山湾の向こう側に広がる冠雪した立山連峰の雄大さに
感動して、すっかり虜になったのです。
さらに。
焼岳のタケちゃんに紹介していただいた寿司屋さんにメロメロになった。
今年の春に訪れたときの大将の一言
「秋の富山の魚は、主張するからまたぜひ食べに来てください」
はい、来ました。
車で、岐阜を経由して約4時間ほど。
大垣の朝日屋で、カレー中華そばをいただいて、程よい辛さに汗をかいて
晩秋を迎えるというのに、まだまだ暖かさを覚える秋の高速道路を心地よく走る。
さすがに高山近くになると、山笑う、針葉樹が黄色に彩り、これはとても良い。
そして富山に到着して、ひとっ風呂浴びて、そしていよいよ決戦へ。
最高でした。
何も語るまい、最高の贅沢でした。
帰りは郡上八幡近くの温泉で、これまた、ひとっ風呂。
少しトロッとした、独特の香りのするお湯に包まれて、心を穏やかに。
風呂上りの飛騨路の秋の空。
ああ、心が洗われる。
もう、今年もあと二ヶ月。
しかし今回の旅。
呑めない、食べられない、忸怩たる思いもしたんだよ、富山の秋の夜。
その割に。細くならない。