昔の男
私の20代前半は、それはまぁ好き勝手、遊び倒して生きていました。
週に3・4日のペースで木屋町へ繰り出して、飲む・騒ぐを繰り返していたのです。
行きつけの居酒屋を見つけては、そこの常連さんと仲良くなって
人の輪が、どんどん広まって。
しかし近頃はコロナの関係もあって、すっかり出かけることがなくなってしまい
そのような新しい出会いみたいなのものは、すっかり皆無になってしまったけれども
40にもなると、半分隠居みたいな生活も悪くないな、と思ったりもするのです。
で、その当時、いろいろな人と知り合ったのですが
居酒屋で仲良くさせていただいたのが、通称「やんも」さんでした。
とある業界の職人さんで、ビールを飲まない、日本酒ばかりのやんもさん。
20代後半ぐらいからは、すっかり連絡が途絶えてしまっていたのですが
先日、やんもさんが現在働いている場所で、消防関係の仕事が生まれて
電話をかけてきてくださったのです。
携帯にかけてきてくれたらいいのに
事務所の方に
「昔の近藤の友人ですが。。。」と遠慮気味に連絡をしてくれたのです。
そして、色々と話を聞いたのですが、意外な方向へ。。。
たびたびプライベートで、そのお店に伺うことがあって
そこの品物が好きで、またそのお店に掲げられいてる
色々な写真や資料などが、なかなか趣があって、悪く言えば、癖が強くて
それを伺った時の、その店主が色々と噺家のような説明を聞いていて
クセ強い人やけど、オモロイなぁ、と記憶していた
まさに、その人が、やんもだった!という。偶然は必然?
人生は、オモロイです。
『スギ花粉のピークは過ぎましたが。。。』
今朝のニュースで、そう告げられても
山の道を車で走らせると、両脇の杉の木の穂先は
ほんのりオレンジ色になっていて
これで雨が止んで、晴れてきて、強い風が吹いて。。。
もう勘弁してくれよ、って感じ。