空を眺めて、風を覚える
夕方ごろに、原谷へ。
空を見上げると、風が雲を描いていた。
道路脇の温度計も「23度」と涼やかに。
数字を見ただけで、秋を思う季節が、当然のようにやってきた。
何度も、何度も、気づくことだが
自然と季節は移ろいでいる。
いも焼酎を飲む。
氷は入れずに、水割りで。
ほんのり甘さを感じながら、夜の涼やかな空気に触れる。
撮り貯めしていた、鬼平犯科帳を見る。
神回、とはこのことを言うのであろうか。
浜松に出向いた、鬼平が出会う一人泥棒役には、フランキー堺。
もうこの二人の演技にゾッコンでした。
二人でおにぎりを食べて、手に米粒をくっつけて
右指と中指がうまく離れない、フランキー堺の演技。
そして、泥棒衣装に着替えるときには、幕末太陽伝の浴衣の着こなしを
ワザと失敗して、コミカルさを出す演技の秀逸さ。
ハマチの刺身。
紫枝豆。
お揚げを焼いて、生姜で。
そして、Tさんからいただいた、最高の白米。
邪魔しない白米。全てを引き立てる白米。最高。
そして、酒が進む、食欲が止まらない。
そんなことをダラダラと考えていると
気がつけば、9月も中旬。早いなあ。
窓を開けて、随分と涼しくなってきて、これまた酒が進む。
来週はシルバーウィークなのね。
私も、少しだけ、どこかに出かけようと思います。
その様子は、また次週のブログに。
さて、夜を感じながら、藤枝梅安を読もう。