少しずつ 少しずつ
われらが京都において、先週末に緊急事態宣言が解除されて
いよいよ、皆様が待ちに待った経済活動の再開が宣言されました。
急に今までのようには、戻らないだろうし、戻れないだろうから
少しずつ、少しずつ、新しい形を模索していく、そんな令和2年になりそうです。
前回のブログ内容、そうとう私も精神的に参っていたようですね。
なんとなく、5月最後の月曜日、少しだけ、気が紛れているようです。
実家のバラも、咲きました。
ピンク、一色。
花に心を寄せることも、ずいぶんと久しぶりだよ。
で、久しぶりと言えば
日曜日、少しだけお出かけしてきました。
もう仕事以外で町に出かけるなんて、2か月ぶり、ぐらいかなぁ。
百貨店は閉まっていて、飲食店も、それぞれ入り口の窓を開けて
座席も隣り合わせの部分を外して、ちゃんと意識しながら営業されている。
その努力に敬意を。
道行く人は、今まで通りの多さではないけれども
少しずつ少しずつ、町が活気を取り戻すのでしょう。
ただし、外国人観光客らしき人は、ほぼ皆無でしたが。
久しぶりにルラションのAランチをいただきました。
あの肉の横に、ゴロンゴロンしている熱々のフライドポテトを頬張って
冷たいビールで流し込む、これやりたかったの、自粛開けたら。
満足満足。
町中を徘徊して、久しぶりに服屋さんに出かけてみたり。
自粛生活が長引いていて、もうすっかり購買意欲も低減してるんじゃないかな、と
思っていたものの、なんだか心がワクワクしている自分を見つけてみたり。
無意識ですが、明るいハンカチーフを選んでみました。
描かれている動物のイラストが可愛い。
寺町通の古本屋さんで見つけた、池波先生の本と共に。
これ、鬼平の撮影秘話など盛り込まれていて、もう非常に、楽しい時間を
しばらく過ごすことが出来そうなのだ。
新緑の色に心を踊ることさえ、なかなか出来ずにいたが
町に流れる、少しだけ温い風すら愛おしく
残り少ない5月のワクワクとした萌ゆる気持ちを
少しでも取り返そうとする、近藤であった。