それほどでも
コロナウイルスの影響で、色々と自粛する時期なので
業務以外は、ほとんど家に居ます。
まだ若かりし頃は、外に出たい、外でご飯食べたい、外でお酒呑みたい、と
ウズウズうずら卵だった私ですが、今はそれほどでも。。。
すっかり40代になってしまえば、長谷川平蔵よろしく
「左馬よ。近頃のワシは、すっかり色気が薄れてしもうてなぁ、、、
もう、酒だけが唯一の友よ。」
なーんて具合に、早く家に帰って、風呂にチャポンと浸かって
湯上りの火照った身体に、冷たい麦酒を流し込むことが、日課になりつつあります。
だから、割かしに上手に時間を使いこなせるだろうなぁ、、、なんて
甘く考えておりましたが、やはり辛い。
ちょっくら出かけたり、買い物したり、そういう何気ない日常が制約されることは
とてもとても、気にしてない中で大変なものですね。
弊社はお蔭様で、業務を継続させていただけておりますが
観光業・飲食業、本当に大変な時期になってしましました。
例えば、台風とか地震とか、突発的に数日の停滞を余儀なくされたことはありましたが
これだけ長期間に、また先の見えない不安は、人の心をジワジワと疲弊させてしまうでしょう。
何事もない、何気ない当たり前の日々が、とても大切だし、ありがたいことである、と
改めて、改めて、思います。
このブログだって、当たり前のように月曜日に更新していますが
私の気まぐれで、急にバタンと無くなるかもしれませんぞ。
これも池波先生の武士の心得、常に死と隣り合わせの人生はとても輝かしい、との言葉。
とにもかくにも、当然のように春を迎えて、人々が陽気な気分になっていた時期が
早く戻りますよう、ただただ祈ります。
さて、そんな私は、近頃、押入れの奥にしまっていた
麻雀牌と机を取り出して、コソコソ練習はじめました。
いや、これは、近頃TVもすっかり面白くなくなってしまったので
AbemaTVで、麻雀・将棋・競輪と番組をコロコロ変えまくっているのですが
Mリーグ、すなわち麻雀のプロ大会みたいなのが、とても面白いのです。
正直、私は麻雀、素人に毛が生えた程度の実力だと思いますが
出てこられる方々の、それぞれの打ち方の個性がぶつかるのを見ていると
もう、なんていうのか、大人の世界、を感じさせるのです。
よく、故・大瀧師匠が「昔の野球も相撲も、大人のモノであった」とお話されていましたが
その奥深さ、みたいなものを、先述した3つに、なんとなく感じるのです。
色々とスポーツだったり、自粛される昨今ですが、
私にとっては、これらが救い、といっても過言ではない。
ご飯食べて、お酒呑んで、眠るまでの安らかな一時、最近の幸せですね。
まぁ、もう少し若ければFF7のリメイクもやってみたいんだけれどもね。
読書も良いよね。
何度も記していますが、岡潔先生の言葉は、とても心に沁みます。
まず、優しい。そして、知的好奇心がくすぶられる。
あと、伊坂さんの文庫本も購入したし、ハライチ岩井さんのノベルティも読んでみたいし
一方で、読みかけの三島は、どうも気が乗らず。
現場仕事が少なくなってきたから、家でちょくちょくスクワットやってるし
そうするとお腹が、ちゃんと空きますから、しっかり白ご飯も美味しいですし。
これはこれで、ささやかながら幸せを想うのです。
あ、ラジオから『Singing in the rain』が流れてきた。
いいね。暖かい。
※来週は、私、春休みを頂戴しますのでブログもお休みざんす。
次回は4月27日(月)にお会いしましょう。
何も無ければ
サクラがアチラコチラで、咲き誇り
菜の花畑が拡がって
川がせせれぎ
少し肌寒い風も、穏やか。
何も無ければ、春爛漫、なのに。
出社前に醍醐寺を散歩したら、サクラ満開でした。
もう、今の時点では、随分と散り初め以上です。
今年は、この撮影アングルを覚えたので、なんとかのひとつ覚えで、パシャパシャパシャ。
薄雲が良いでしょ。
春の夜も良い。
月明かりに照らされど、サクラの花びら、静かに佇む。
とまぁ、美談な春で終われる予定だったのにねぇ。
大好きな初夏が、間もなく近づくのにねぇ。
情報さえなければ、何気ない春のおぼろげ、なんですけれどもねぇ。
北区の現場近くで、お昼ご飯しようと
大好きな『今井食堂』さんに出かけましたが
こちらも影響を受けて、お弁当の販売のみ。
しかし、このボリューム。大満足でした。
味は変わらず、変わったのは、我らの社会のあり方。
ウチのモミジも、モミジらしく、ただただ若葉が萌えるのみ。
人の中心は、情緒である。
岡潔先生の春宵十話、もう一度、読み直してみよう。