街の移ろい
20代に入り、仕事を始めると
独身謳歌、という言葉の通り
それはそれは、よく吞みに出歩いておりました。
40代の最近になると、すっかり出不精になってしまい
家でコタツに入って、ノンビリ焼酎飲んでいるのが幸せ、と
すっかり枯れてしまいました。潤いあるのは、お肌だけ♪
さて、そんな時期に、よく木屋町あたりに出没しては
色んなお店で、味もわからない酒や雰囲気や女(!?)を
勉強させていただいたことは、今でもベースになっていると思うのですが
その代表的なお店の1つ、Dylan-Ⅱが、昨年11月末で閉店していたのは驚きでした。
今は、居抜き状態でガールズバーに変わってしまっているようです。。。
それでも、ビルの前に、懐かしい看板は置き去りにされており
新京極のエロ映画館(ここも、服屋さんに変わった)前のカサブランカの看板よろしく
なんとも、哀愁を漂わせて、ひっそり残されていました。
ご存知、ボブディランのセカンドアルバムのジャケットが、そのままに。
まだ若かりし頃に、木屋町をこうやって女性と歩くことを
どれだけ夢見たことか。。。
blowin' in the wind
あのハーモニカの音色が、頭の中で響き渡る。
確か、キャラメル・ママ系列のお店だったと記憶しております。
あそこも、かなり通ったなぁ、、、
ピーナッツを食べては、殻を席の下に捨てて
だらだら食べ続けては、鼻血が出ないか、心配したのは若い時分の夜でした。
アー、最近は先述の通り、すっかり木屋町を飲み歩くことも少なくなって
それでも色んな店の変化があって
街の息吹なんかを、感じることのできる、懐かしい通りなんです。
あの小学校も、すっかり解体工事が始まって
大きなホテルが出来るみたいだし。
木屋町通を北から南へ、高瀬川に沿って吹き流れる風を感じながら
外套を覆って、南下すること、いとおかし。
さて、立春ですね。
皆さん、豆巻きしましたか?
鬼は外、福は内。
細野さんの曲を思い出しながら。
うちの会社の枡に、豆を入れて、玄関でピャーッ、ピャーッ。
そして年の数だけ、食べてみた。
ウープスッ。