夏の空気
夏の空が好き。
とても,好き。
様々な顔色があって。
写真のような紫の顔。
西の空にそびえる、入道雲。
台風のあと、空高くに凪のような雲。
それぞれの季節に、それぞれの青色があって。
まだまだ夏は,始まったばかり。
7月ですもんね、まだ。
まだ。
休みの日の夜に、皆で花火。
まだまだ、夏の夜は長い。
まだ。
鉄床雲
日曜日の夕暮れ時
帰社の車中にて、西の空に、それはそれは大きな鉄床雲が広がっていました。
かなとこぐも、といいます。
積乱雲が発達しすぎて、空高くモンモンモコモコするわけですが
空気の層の関係で、一定の高さで、その空気にさえぎられて
横に広がっていく様を、そう呼びます。
これは、高校時代に地学なんて、マニアックな課目を専攻していたが故に
いまや雑学として、能の底に眠っている知識を引き出したまで。
しかし、圧巻でした。
写真で、このスケールを感じ取っていただけることは難しいでしょうが
きっと半径10kmはあるんじゃないかな、というぐらいの壮大なスケール。
自然なんかに、ちっぽけな人間が敵うわけない、ということです。
そんな自然の中に生かされている我々は、どう生きるのか。
しかし先週の初めの暑さは、異常でしたね。
土日は、少し風も出ていて、いつもの夏に戻ったような感覚。
それでも36度だったのね、もう酷暑に身体が馴染んでしまって
少しの風ですら、心地よく感じる始末。
今朝も朝から暑いわけで。
とにかく、暑さ対策を何かしら、皆さん、取ってください。
弊社の現場作業でも、工場だったり、農協さんだったり
熱のこもる中での作業が続いているようです。
本当に怖いから、熱中症。
お身体、休められるときには、本当にゆっくり過してください。
私も、近頃は極力早く寝るようにしています。
昨夜も22時半には、ぐっすりバタンキュー。
久しぶりに現場で、よー歩いたもんな。。。
で、この時期の楽しみといえば、なんてったって、銭湯ですよ。
なんてったって 水風呂。
これが、たまらん。
至福の贅沢 430円/1日
散々に現場で汗をかいたのに、さらにサウナで追加デトックスして
冷たい水風呂で、キンッ、と身体を締める。
そして帰宅して、冷えたビール、呑む。
だから、痩せない。
お盆まで1ヶ月弱。
暑さは、まだまだ続きます。
酷暑 大山崎参り
先日の弊社社員旅行で、足立美術館にお邪魔しましたが
そのとき、目に付いたパンフレットがありました。
大山崎山荘『ウィリアム・モリス展』
以前、滋賀県の佐川美術館で開催されていた
アルフォンス・ミュシャ展に似た感じなのかな?
とにかく、オシャレな包装紙?のイメージで最終日にお邪魔しました。
以前の投稿はコチラ→
この三連休、皆様ご承知のとおり酷暑。
天気予報の太陽のマークも、オレンジから朱色に変わって
なんだかギラギラしています。
予想最高気温、39度。
地獄に飛び込むようなもんだよ。
久しぶりに車を使用せず、公共機関の旅。
お昼を京都駅でいただき、JRで大山崎駅で。
駅から無料シャトルバスがあるから、楽チン。
なんて、思っていたら、大間違い。
さすが三連休の最終日、もうすでにバスは満席で
仕方なく、猛暑の中、山を昇る、歩く。
一番暑い時間なのに、歩く。
やっと入り口。
もう汗だく。
ほら、写真を見る限りは、爽やかな夏の彩り。
なんて、思いますが、もう地獄。
汗が止まらない。
そして、ああ、やっと見えた。
関西の実業家、加賀正太郎の別荘として、昭和初期に完成された建物なんだそうです。
中の写真撮影をしなかったので、様子は、また皆さん一度足を運んでみて。
大山崎の麓に、ひっそりと、しかしおごそかな建物は、まさに別世界。
さて、肝心のウィリアム・モリス展ですが、作品はそれほど多くなく
それでも、先述のミュシャのような、繊細なタッチに心奪われました。
特に、色彩がそれほど豊かでない、控えめな感じの作品が、好みでした。
とにかく、暑さ対策で建物に入ったような。笑
隣接して、安藤忠雄設計のコンクリート打ちっぱなし。
コンセントの部分まで、めり込んでるで。大変やわ、これ。。。
さて、せっかく大山崎に来たならば、もう一足伸ばして
サントリー大山崎蒸留所を見学してきました。
もう、暑かった道中の話は辞めでおこう。
80分の見学コース。これが面白かった!
ご存知、マッサンの名言。
「やってみなはれ やってみんことには わかりまへんやろ」
稼働中の蒸留部分を通り抜ける。熱い!60度近くあるんだそうです。
水と大麦を煮込んだものを、ここで蒸留するのです。
甘い香りが漂っています。
この環境を蒸留所として選んだ理由として
まず、水が良いこと。そして、桂川、淀川などがぶつかり合い
霧が生まれやすいことが、ウィスキーにとって、よい環境なのだ、ということでした。
そして、テイスティングの体験を。
様々なものをブレンドして、あの名作『山崎』は誕生するのだそうです。
最近、夜の街でも、めったに入手できなくなったそうですが。
ああ、美味しい。ハイボールも作らせていただき、ああ、美味しい。
帰りは久しぶりの楽仙楼さんにて、サントリービールとじゃがいも冷サラダ。
ああ、余は満足じゃ。
そういえば、世は祇園祭の先祭、宵山でございまして。
夏ですね。浴衣姿が、沢山華やかに。
まだまだ、しばらく暑さが続くそう。
皆様、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
何気ないこと
数日前の大雨があったことなんて
まるで嘘のような
気持ちのいい梅雨明けの夏の空。
平成30年7月豪雨、と名付けられた今回の災害は
100名以上の命を奪った,自然災害です。
平成30年7月だけが、特別なもの、となるのか
もしくは今後、定期的に訪れるものなのか。
自然の中で,我々は当たり前のように生きていて
その自然が安定している間は,何も思わないのに
こういうときに限って,自然災害、という言葉を使ってしまう。
そもそも、自然とは不安定なものなのではないのか。
先日の地震もそうだし、今回の豪雨も。
そんな土地に住む場所を持ち
そんな世界に我々は生きている。
安定とか、不安定とか、どちらに偏るものでなく
ただただ、自然とどう向き合うか、との話。
そういうものを我々が目の前にしたときに
我々が体験・経験したときに
人間の無力さを覚えるのです。
何もできない。
広島の災害の様子では
消防車すら、泥に埋まってしまっていました。
その光景は、かなり衝撃的でした。
それでも、そんな場所で、助けを求めている人を
助けようとする人がいる。
日々の何気ない人づきあい、交流が生きてくる。
予防の「予」は、予め、常日頃を大切にする、ということ。
世の中が蠢いてる。
社会・経済、そして自然まで。
我々は、もう一度、自分自身と向き合い
私達は何をするべきなのか、何を目指しているのか
周りの人との関係を、どう思うのか。
今日の天気は,夏の空。
何事もなく、日々は動いている。
その何事も無いことに、改めて何かを思うべきではないか。
高速道路に乗って,遠い場所まで行けること。
家で、テレビを見ながら、家族でのんびり晩ご飯を食べること。
会社に行けば、いつもの社員さんがいて、何気ない会話をしていること。
気になれば,何かをすぐ情報検索できること。
毎週月曜日に,ブログを更新できること。
暑い夜に、文明の利器を利用して、涼しく快適に過ごせること。
ただいま、と言えば、おかえり、が返ってくること。
自分に足りない何かを,補ってくれる人がいること。
何気ないことが、変わらなく、そこに在り続ける、ということ。
笑顔が生まれる、ということ。
藤の花
事務所の建立記念(こんな言い方でしたっけ)に
ハチセのNさんから、プレゼントいただいた藤が、今年も花をつけました。
あれ?
確か4月か5月に開花するんじゃなかったっけ?
1年で、伸びに伸びて
先日事務員さんが剪定してくれたんですけれども
今朝、気がついたらキレイな花が。
今年も後半戦、なんだか嬉しい予感♪
いいスタートを切ることができたかも。
先週末の土日は、協同組合にて、消防設備士の講師にて
1日、生徒さんにお話させていただきました。
もう凄いですよ、生徒さんで平成9年生まれの方もいらっしゃったり。
私『はーい、高層建築物の定義は、高さ31mを超える建物のことを示します。
ぜひ、カケフの背番号で覚えてくださいよー』
9「先生、カケフって、なんすかー?」
私『うっ、、、』
そ、そうか。
もうこんなところにまで、ジェネレーションギャップの波が。。。orz
ということで、背が高い=某有名なアイスクリーム屋さんで覚えていただく。
さぁ、お腹すいたから、そろそろ帰ろうかな。
深夜は、日本W杯だ、ガンバレニッポン。