紫陽花が好きだ
毎年、この時期になると、いつも言うてますが
私は、紫陽花が大好きです。
あちらこちらに、咲いているのが見受けられますね。
御池通りの北側の、青い紫陽花。
大津から1号線で京都に戻ってきたときの最後のカーブ付近の
色様々な紫陽花。
写真は、会社の敷地内の紫陽花。
確か土の酸性度で、色が変わるとかそんな話を聞いたことがありますが
別名『七変化』とも呼ばれる花、どんな色に咲くかは、そのときのお楽しみ。
女心と紫陽花の花、このフレーズも昨年に言うてたような。。。
そういえば寅さんシリーズに、あじさいの花、ってのがありましたよね。
京都も梅雨入りして、台風が日本列島の南側を東進し
低気圧に引っ張られて、身体がなんとなくだるい、そんな方々もいらっしゃいますでしょうが
このかわいい花びらに、そんな心が少し慰められたりします。
水彩画のような、この色使いが、ええんですよね。
小糠雨の中で、ひっそりと。
小糠雨といえば、キリンジの『切り花』という曲が大好きで
きっとこの時期をイメージしたんじゃないかな。
とにかく堀込高樹が書いた、その歌詞の深さに、いつも心を打たれるのですが
こんな必要以上の湿度が漂う時期に
曲のドアタマから、ウッドベースの低音とアタック音からの入りに
妖艶な雰囲気を感じずにはいられないのです。
笑いさざめく 子供らが駆けてゆく
水溜り跨ぐ人
生い茂る傘の森
修羅の生(む)せる屋根よ
【歌詞より一部抜粋】
youtubeにあるから、一度聞いてみて。
もうね、とにかくね、ええんですよね、ほんまに。