CHAIに夢中
最近、色んな音楽番組に出演したりしているCHAIというバンドをご存知ですか?
NHKに出演している、なんだか奇抜なピンクな女性4人組ですが
音楽聴いて、圧倒されました。こりゃ、すごい。
なにより、ベースとドラムが良い。
なんとなく、YMOを感じたりもしたり。
色々な解釈が湧き出たりもするのですが。
とにかく、良いものは良い、なのです。
楽しそう、かっちょいい。
脳内で、んにゃんにゃしているベースラインが波を打ち
タイトなスネアに痺れます。
痺れる、といえばクレイジーキャッツなのですが
日本の若者の未来は明るいぞ、そうオジサンは思うわけなのです。
話は伽藍、いや、ガラッと変わりまして
NHKで永平寺のドキュメンタリーを見ました。
修行僧のことを『雲水』と呼びます。
雲のように住処を求めず
水のように自然に逆らわず
たしか、そんな意味合いだったと思うのですが
己と向き合い 自己を見つめて そして己を捨てて
心身脱落する、ためにひたすらに修行するのです。
座禅がよく言われますが、堂内での仏道問答があったり
常に人間とは、人とは、己とは、を問い続けるのです。
そのような行為から、目の前に広がることを素直に受け入れ
日々の感謝が生まれてくるのだそうです。
目の前に相も変わらず、いろんなことが起きています。
自らの目指す方向性が定まっているからこそ
土台に幹のごとく、両足地につけて
色んなことに立ち向かっていきたい。
そして夕方、随分と日が長くなりましたが
東の山を眺めてみると、若葉が踊る醍醐山が
悠然と構えていました。
風も香ります。
私の好きな、季節です。