行って良かった
仕事の合間を縫って
滋賀県は佐川美術館で展示されていた
「アルフォンス・ミュシャ展」に行ってきました。
TVで9月23日(土)まで開催、と聞いてしまっては
なんとか行きたくなるのが人情ってもんでしょう。
どんよりした雨天気のなか。
この建物すら、芸術品のようで、面白みがあるのですが
実は、お仕事に少し関係している建物でして
こうやって一般客としてお邪魔するのも、少し、いとおかし。
アルフォンス・マリア・ミュシャは、アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナー。「ミュシャ」という表記はフランス語の発音によるものであり、チェコ語の発音を日本語表記すると 「ムハ」または「ムッハ」となる。 多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。ウィキペディア
だそうです。
繊細さと大胆さと絵心と、そして色気を感じる絵ばかり。
平日はスマホ撮影自由にOK、というなかなかユニークな趣旨も嬉しい。
細やかなタッチと、面白み。
もう、すっかり見入ってしまいました。
楽しくて、仕方ない。
黄色のベースで描かれたのが、朝ならば
オレンジをベースに、夕焼け。ええねぇ。
これは、カレンダーの一部。
絵本の表紙。インドっぽい感じなのが、またよい。
ビスケットの箱。かわいい。
他にも、とにかく沢山。切手だったり、保険証券の表紙だったり。
彼は、晩年、とくに祖国のチェコ・スロバキアを愛して
国を思う作品を沢山作りますが
やがて進攻してきたドイツ軍に捕らえられて
ゲシュタポの尋問を受けて、健康を奪われ、生涯を閉じます。
堺市立文化館でも、常展しているみたい。
約1時間半の展覧でしたが、いいリセットの時間になりました。
秋分の日も過ぎて、だんだんと夜が長くなってきました。
食欲の秋、帰って、早く、酒を、呑みたい。