箱根山
古今亭志ん朝師匠の『夢金』という噺の中に
次のような節回しが登場します。
箱根山
籠に乗る人 担ぐ人
そのまた草鞋を作る人
まぁ世の中、見渡せば色んな人がいらっしゃるわけで
いつも言うところの、比較は不幸の始まり。
とにもかくにも、自分自身に与えられた今を
精一杯生きることこそ、もっぱら一番の幸せなんじゃないかな、と
思うこともあるのですが。
先日、業界の懇親会が開催されまして
こりゃまぁ、木屋町のええお店(おたな)での会食でした。
出るわ、お料理。
出るわ、コンパニオン。
そして、芸者さんの舞。
これまた、今までに見た舞妓さん、芸妓さんの中でも
飛び切り色気のある方でございました。
流し目、ってこんなにエエんや、と
心はフワフワ、上の空。
ああ、ええなぁ、、、こんな遊び。
特にお姐さんと良い関係になろうとか
そういう話ではないのですが、たまには、こないな贅沢を
させてもらえるのならば、こんなに素晴らしいことは、
いや、はぁ、もう、ええなぁ。ということ。
話はガラッと変わりまして
最近、夜はクーラーを少し高めの温度に設定して
寝るようにしているのですが
自律神経がやられてしまったのでしょうか
まったく、朝がいけません。
かといって、窓を開けて、扇風機を回して眠ることも
ためらってしまう、これは困りました。
もういっそ、どこぞの国のバケーションよろしく
プールに水着姿で、ぷかーっと浮かびながら
太陽の光を浴びつつ、池波正太郎の文庫本を片手に
これまた美味しい、チンカチンカに冷えたルービーをいただきながら
色気のある水着のギャルを眺めつつ、夢うつつ、したい。
こんな、どこぞのラッパーのMVのような
生活、してみたい。
せめて3日、ワガママ言わない、1日でもいいから。
オネガイ、カミサマ。
うちの社員さんの中にも、クーラーで喉がやられてしまったり
風邪を引いてしまったり、色々、あららん。
皆さんも、くれぐれもお身体ご自愛のほどを。
まずは、お盆休みまで。暑さに、めげないめげない。