やがて、冬。
先週の祝日は、大変にスカッと晴れて、将軍塚からの景色は最高。
空気が澄んでいて、アベノハルカスまで、しっかり目視できました。
「五重の塔、どこにあるか、早く探したもん勝ち、よーいどん!」
「えー、わからんてぇ~」
娘たちも、満足のご様子。
で、気持ちをスッキリさせた後の木~土曜日は、とにかく忙しかった。
舞鶴まで行ったり来たり、脚立を上ったり降りたり。
おかげさまをもちまして、秋の酒ぶくぶくが改善され
特に太もも周りなんて、気持ちよくデニムが、シュッと足を通せるようになったり。
ただ、あまりにも疲労が溜まりすぎて
出かけて気分転換する気力もなく
家で銀杏を炒った。そして日本酒とともに流し込む。
秋の味覚、これ、贅沢なり。
紐と戯れる、猫の背中を、朝。
今日は、なんだか冷え込みの厳しい一日ですね。
御池通、鴨川を越えたあたりで南の空を眺めると
あれだけ秋を輝かせていた色彩が失われて
すっかり冬支度の景色。
あと1ヶ月。で、2016年もララバイ。
どんな1年だったかな。思い返してみる、月曜日。
お茶会
交誼にさせていただいておりますところの
城陽は孫右エ門の太田さんから、9月頃にお電話頂戴しておりました。
「オロ(近藤のあだ名)、11月19日の土曜日、開けときや」
『合点でぃ』
京都は左京区の宝泉院にて
とあるお茶室で甜茶(漢字あってるんかな)をいただけるとのこと。
白川通りから、大原を目指します。
随分と、山々は賑わっています。
ラジオから聴こえてくるのは、ピーターバラカンNHKFM。
特集は、スモーキーロビンソン!
小雨の降る中、すっかり色づく境内。
そして、宝泉院に到着。
実は、私の父親が観光タクシーでよくお邪魔していた場所で
もう父親が長くないときに、生前、近藤家で行ったこと
そして受付で父親に対して
「いやー、近ちゃんやん」
といって、さっと中に通していただいたこと。
そんな記憶が蘇るのです。偶然とは、不思議であり、ご縁なり。
お隣の勝林院。法然上人が、大原問答したところで有名。
ご住職から、お説法をいただいたり。
銀杏の鮮やかな黄色が好き。
そういえば、こないだ買ったコートも、こんな色だったな。
そして、いよいよ太田さんが登場。
口切の茶事、を拝見させていただきました。
少し、緊張されているご様子。
その昔、お茶は本当に高級品だったので
こういう取り扱いになっていたのでしょうか。
お茶が運ばれる籠が道を通るときには
殿様ですら、馬上から降りて、頭を臥した、とのことです。
初のお茶席へ。
なるほど、これが小宇宙か。
しかし作法を拝見することは初めてで、とても新鮮やったけど
肩こって、味、よーわからんかった。
けれども、教養は必要ですね。
色々なコミュニケーションの場に出ることもあるから
最低限は勉強しておきたいな。
とにかく11月は忙しない。
それでも少し、気持ちがほっこりする時間を持つことができました。
携帯の電波も届かず、心を落ち着けて、そして紅葉を愛でて。
自分の心は、自分でコントロールしなくちゃ、ね。
色めく堀川通が、好きだ。
この季節の堀川通りは変化に富んでいて、実に愉快である。
上の3枚の写真から、本日のわが身に起きた出来事を想像してみてください。
答)
京都縦貫自動車道を北上中に、タイヤがパンクして走行不能になり
路肩に止めて、JAFを呼んだ。
↓
「今から向かいますが、枚方なので約50分ほどかかります。
安全のために車内には待機せず、外に避難してください。」
とご指示をいただき、ガードレール外で待機する(=写真1)
↓
なーんにも、やることがないので
待っている間に、ふと周りを見渡すと、山々の紅葉が始まりつつある。
でも、寒い。ベストを着る(=写真2)
↓
JAF到着。
「あぁ、これではおそらく修理、効かないですねぇ。。。」
絶望。この車、スペアタイヤを持ってないから、まいった。
とりあえず高速を降りていただき
タイヤを見てもらうことにしたのですが
偶然にも、インター近くにオートバックスがあったので
一か八か、タイヤのストックを確認した。
↓
あった。(=写真3)
↓
今週の運を、早くも使い切ってしまった。
しかし、事故でなくて、ほんまに良かったです。
秋も、相変わらず、忙しなく。
それでも楽しく!^^