彼岸花
空高く 亡父の墓前 彼岸花
もう、気がつけばそんな時期。
しかし今月は雨が多くて、これで随分涼しくなるんじゃないのかと思っていたら
何なの、京の(今日の)この湿気たるや。
といって、夜に油断していると、寒さを忘れて窓を開けっぱなしにしてしまい
喉を痛める、風邪気味、という声を大切にしている商売の人間(えっ)に関わらず
気をつけナイトいかん、と思う今日のこの頃ではございます。
さて、日曜日に組合青年部のイベントで、陶芸体験からの平等院へ行って来ました。
宇治は天ケ瀬ダムの近くにある、喜撰陶芸教室です。
(喜撰といえば、喜撰法師で有名でございます)
正直、芸術センスゼロの私目にとって、土を捏ねる行為なんぞは
きっと上手に出来なくて、人に笑われるんだろうなぁ、なんて思ったりしたのですが
とにかく、日々のストレスから開放され、ただひたすらに無心に土を捏ねます。
って、そんな大げさなものでなく、ささっ、と。
子供たちも一生懸命。
だいぶ先生の手直し、くらってましたけど。
『近藤勇足』
!?
気にしないで。笑
私のは、完全に自作ですからね。
自信無い割には、結構がんばった、よくできた、うん、自分をほめる。
焼き上がりは、約1ヵ月後。完成が楽しみです。
あ、ちなみに、これ茶碗ですから。
あ、茶碗の「碗」って石偏なのね。なんか間違ってると思ったよ。。。
さて、その後は本来であれば宇治川遊覧を予定していたのですが
近頃の台風のために、天ヶ瀬ダムが大放流中でございまして
水面が岸までヒタヒタ。よって、船は出せない、残念ということで
平等院参拝に切り替えました。
宇治までなら、我が家から車で30分もあれば十分。
湿気の多い、残暑の日中でしたが、たまにはこんな散策もええなぁ。
中も見学したかったけれども、1時間待ち、ということなので
隣接する展示館で、上にチョコンと立っている鳳凰(国宝)などを見物。
空が高くなりましたね。
秋分の日を過ぎて、日に日に夕暮れが早くなることを肌に感じる。
そして、小田和正の『空が高すぎる』が頭の中で、ふと流れて。
秋めく9月も、もう終わりなんですねぇ。