うなぎと日本酒とクラシック
池波正太郎先生の小説が大好きである。最近は『鬼平犯科帳』を1から読み直しているのですが、まぁ面白いオモシロイこと。昨夜もBSで藤田まこと主演の『剣客商売』を放送していて、渡部篤朗の秋山大二郎役が、意外とハマッていたことに好感を覚えていた近藤であった。
さて・・・
小説の中で、江戸時代の風景が沢山盛り込まれており、ふとした茶店で酒を呑んだり、うなぎを食べたりしてて、お腹が空いている夕方時分には、とてもとても耐えられない、そんな描写が頻繁に出てくるのですが、はたして、日曜日を利用して、私も「うなぎと日本酒」なんて、エレガントな組み合わせを求めに出かけたのである。
うな重に、肝吸いに、そして日本酒をガラスコップに1合なみなみと。これ、幸せなり。サクホロなうなぎも美味なり。
お店のご主人が吟味した日本酒は、島根は松江の「豊の秋」です。口から迎えに行って、お酒ちゃん入っておいで~と口に含めば、香り豊かな味わいが口中に広がります!丁寧に作られた、優しい味のお酒とうなぎで、こりゃ幸せなり。思わず「むぅ。。。」と唸った。昼から、贅沢。たまにはいいでしょ。
そしてほろ酔いでしたが、友人がプロのサックス奏者でございまして、ピアノとのコラボコンサートに出かけてきました。50名程度の小さなホールで、様々な映画音楽を中心に90分。やっぱりプロって上手ですねぇ。。。今までクラシックよりのものを見たことが無かったので、なかなかに楽しかったです。酒呑みながらグダグダ演奏する、あっしらのアレとは、まるで格が違うといった感じでございまして。。。笑