秋、いろいろと。
今週のブログネタは「芸術の秋」ということで。
土曜日、時間が少し出来たので、京都国立近代美術館のホイッスラー展に行ってきました。
なんだか、みやこめっせで長い行列が出来ていたので、さてはて何のイベントかしら?と思っていたら、第3回京都アニメフェスタなるイベントが開催されているのだそうで、アニメが大変に好物そうな人たちが沢山いらっしゃいました。そして、平安神宮の道にはレッドカーペットが敷かれ、その奥から起き上がってくるのは。。。
じゃじゃーーん。パトレーバー!まったく、知らない!笑
皆盛り上がって、スマホやカメラを手に写真を撮影しているのですが、知識がゼロなので、周りの熱意に飲まれることなく、そそくさと美術館へ。
ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)は、アメリカのボストン近郊ローウェルに生まれ、パリの印象派の画家たちと交流をもちつつロンドンを拠点に活躍した、19世紀後半を代表する画家・版画家です。また彼は、万博を契機として欧米にブームを巻き起こした日本の美術・工芸品から大きなインスピレーションを得て独自の画風を確立したことで、ジャポニスムの先駆的芸術家としても世界的に知られています。
(公式サイトより抜粋)
色彩的には地味ですが、随所に色へのこだわりが。地味おしゃれ、みたいな感じですかね(ホイッスラーさん、適当すぎてゴメンなさい)しかし、日本画を意識した、影響された絵画はなかなかに見ごたえがありました。というよりも、浮世絵の素晴らしさを、ホイッスラーさんを通して再発見。歌川広重・鳥居清長・魚屋(ととや)北渓などなどの色彩やバランスが素晴らしいことを再認識。。。いままでなんとなく見ていた日本画に改めて興味をいただくこととなりました。
来週からは、お向かいの京都市美術館でもジャポニズム展が開催されるそうで、そちらも楽しみ。外から内を見る。そんな楽しさを再発見できた、とても良い機会でしたね。
で、見終わって、集中していたのか、力が抜けてきて、先週の頭から引きずっていた風邪を再びこじらす、という最悪のパターン。笑 今年の風邪は、なかなか落ち着きませんね。。。皆様、お体ご自愛くださいませ。