近藤小五郎、出石一人旅。
あー、もうこんな暑い日々、過ごしてらんねぇー!
と勝手にボヤキながら、秘書、じゃなくて(笑)避暑に出石に出かけてきました。
今回は車ではなく、電車で京都駅から特急に揺られて、福知山経由で近くの駅へ。そこからバスで向かいます。しかし、電車にゆっくり乗るなんて久しぶりだなぁ。。。伊坂幸太郎の本を読みながら、ゆらゆら小京都を目指します。
あいにくの小雨模様でしたが、折りたたみ傘があるから大丈ぶい!まずは観光センターで、コレを購入しました。
出石皿そば巡りの寛永通宝3枚セット、1,680円なり。このコインを、出石そばのお店で出すと、通常5皿セットのところが、3皿出てきて軽く食事ができる、という。つまり、3枚で3つのお店を選ぶことが出来る、という仕組みなわけ。約30店舗以上が登録していて、あちこちの蕎麦屋に心が奪われるのですが、こういうときに、沢山人が並んでいる店ではなく、穴場的な場所を探してしまおうとするのは、悲しいかな、マイナー思考の性ゆえ。笑
キターーーーー!出汁に、たまご、山芋、ねぎ、わさび、などの薬味を入れて、いっただきまーす!酒も1杯いただきながら、気分はすっかり池波正太郎モード突入。ただ、各店で生卵1個だったので、コレステロール感が半端ありません。笑 もうすっかりお腹一杯。げふ。
で、今回のお目当てはコチラ!「出石永楽館」です。明治の終わりに立てられた、芝居小屋でしたが昭和39年に閉館。しかし持ち主の子孫が、ずーっと建物だけは維持していて、平成20年の大改装を経て、晴れて復活となったわけです。この建物の建築主は、この土地の有史で自分の娯楽のために建築した、ということ!これは凄い贅沢な遊びです。
約300席ほどの建物は、近畿唯一の木造芝居小屋なんだそうです。木造は、全国でも3つしかない、とのこと。その中で一番の小規模なのが、ここ出石のものだそうです。建物の説明の方が、色々と説明してくださいました。奈落の仕組みだったり、「せり」の様子だとか、衣裳部屋のことだとか。
一時の閉館間際には、映画館として使用されていた、とのこと。周囲には出石の町の店の看板が、ずらーーっと。この看板に出ているお店の半分以上は、今でも残っているんだそうで。出石の町の古さが良く分かります。
お腹も心もいっぱーいになって、電車で帰宅。最寄の駅で、自民党の石場さんに偶然出くわすなど、ハプニングもあり。笑(SPの護衛の緊張感が凄くて、思わずビビッた) まぁ何かとリフレッシュできた、いい1日だったのでございました。終