でもやっぱり、ハッピーエンドが好き!
こんばんは、今日は暑かったですね。 昼間の気候はもう夏ですね。 暑いの嫌いな人も多いでしょうけど、私は暑い気候のほうが好きです。
夏のほうが気分も上がります。
さて、今回は最近見た2本の映画。
1本目は、「ダブリンの時計職人」です。
まあ、地味な映画でした。内容はというと、ロンドンで職を失った中年男性が故郷のダブリンの戻るもなかなかうまく行かず、車での生活(ホームレス)を続けているうちに、同じく車での生活をしているちょっとアウトローな若者と知り合い、新たな自分を発見していったりし、恋もしちゃったりするのですが、(ホームレスなのは内緒で・・・。) しかし、後半はその若者の堕落ぶりがひどく(薬物中毒)最後は悲惨なことに。 しかも、そのおかげで主人公が恋心抱いていた人にも、一気に生活スタイルがばれて破局に。
ぜんぜんハッピーエンドなお話ではなかったのですが、なぜだか観終わった感じは悪く無かったです。
人生の終末に近づいている時期に、なかなか好転しなくても人との出会いによって、良い時も悪い時も青春時代を一時期取り戻し体験出来た事。
最後に、アイルランド寒そうな空と海の片隅のベンチで座り、物思いにふける主人公のシーンで終わるのですが、どんなことを考えていたのでしょうか?
想像したら、ジーンときます。
2本目は「チョコレートドーナツ」です。
内容は、ゲイのショーダンサーとゲイに目覚めた弁護士のカップルが、ショーダンサーの隣人の母子家庭のダウン症の子供と知り合います。 その子供の母親薬物中毒で、育児も放棄しているような人なんですがある日薬物で捕まり刑務所へ・・・。 不憫に思ったショーダンサーはその子を預かろうと思うのですが、当然養護施設に送られことに。 しかしその子施設を抜け出し家に帰ろうとしている所を偶然に見つけたショーダンサーのゲイカップルがその子の顔を見て引き取ることを決意し、その子供と暮らす為の権利を得る為に、裁判などで争っていくんですが、結果は急に出所した母親に親権をあっさり奪い去られてしまう事に。 で、結局その母親、男と薬物を楽しむ為に子供を少し追い出したら、その子は一時期過ごしたゲイのカップルの家をひたすら探し、結局見つけられず死んでしまう。
この映画もなかなかの、アンハッピーエンドでしたが、事実を元にした映画らしいです。
でも、話だけを追ったら救いようが無い感じですが、3人の表情とショーダンサーの歌う歌が良かったです。
このふたつの映画ともに、アンハッピーエンドな内容で、出会いの設定やストーリーなど、改めて考えるとすごくチープな感じにも思えるんですが、映画館で見る映画はこういうのがいいんです。
わかるかな~?