春、スタートの時期。
人それぞれに、春を迎れば、色々なスタートがございまして、以前より沢山私の記事に登場してくれた、おらんさんもその一人。先週の土曜日にめでたく結婚式を迎えた彼女を祝福しに、名古屋まで出かけてまいりました。
会場は、名古屋城の側にあるウェスティンホテル。開宴までに、偶然に当ホテルに宿泊していた巨人軍の選手を眺めながら、いよいよスタート。ご主人が浄土真宗のお寺さんなので、荘厳な雰囲気の中、二人は登場です。そして、二人を会場の大きなガラスの向こうから、名古屋城の天守閣が暖かく見守ります。
私は何故か来賓席に。笑 これには、年の初めに連絡があって「席の都合上、来賓席になったので、会社と役職を記入させていただきます」と。えぇーー、新婦友人でいいじゃん。笑 というわけで、あんまり騒ぐわけにもいかず(といいつつ、同席のメンバーたちとワイワイガヤガヤしてましたけど)お淑やかに、おいしい食事を楽しみながら、二人を祝福していました。あ、そうそう。さすがは、名古屋の宴会です。来賓席の名称は「金鯱」でございました。笑
まぁ、この年になってくると、そろそろ宴席に出席することも少なくなり、むしろ葬儀に参列することが多くなります。。。あぁ、このスーツ、久々に宴席で使用したなぁ、なんて思ったり。とにもかくにも、おらんさん、ご結婚おめでとう!彼女はお寺に入って、今度は「おくりさん」となるんだそうです。(くり=庫裡)檀家さんも沢山あるお寺なんだそうですが、彼女ならきっと楽しくやっていけるでしょう。ご主人になる方も、最初にお会いしたイメージより、随分としっかりされた気がして。頼もしい、若人たち。幸あれ。
で、私も春になったので、何かスタートしようと思い、コレ、初めて見ました。
ご存知、弥次さん北さんの『東海道中膝栗毛』でございます。
読みだすキッカケは、現在、三条大橋の隣にある、とある星コーヒー店の店舗改装工事をしていて、ふと橋の横にヤジキタの銅像をなんとなく眺めていたのです。そして、ふと思いました。
一度,読んでみようかしら。。。
ちなみに翻訳本ではなく、昔の原文そのままです。めっちゃ読むの大変です。
だけど、だけど
めっちゃオモロイ
です。洒落がいちいち効いてます。序章を読み終えましたが、彼らが何故に東海道を歩くことになったのか、その経緯が書かれていますが、もう意外や意外。棺の中にヤジキタが喧嘩中に死んでしまった女性を放り込んで、その親がフタを空けてみると「なんだ、別人じゃないか。胸毛が生えてて、首がないぞ」なんてことを言ったりするのです。(意味わかります?) なんとも、のんきなお話です。膝栗毛、の意味も分かったりします。本当に読むのは大変なんですけれども、この後が楽しみ楽しみ~♪
皆さんも、この春を皮切りに、何か新しいこと、初めてみてはいかがですか?