超、パンクっすね~
こんばんは、今回はなんだか久々な気がします。 気のせいかな?
今日は今読んでる本の話です。
普段、遅読ながら本を読んでいないとなんだか落ち着かなく(読んでいる時間が少ないと凄い勢いでアホになって行きそうな感に襲われるので...。)定期的に少しずつでもほぼ毎日本は読むんですが、基本的にノンフィクションな物語的なものを好んで読んでいます。 なんとなく、リアルな歴史小説や評論や指南書などは興味が引かなかったんで、架空の物語的なものばかり読んでいました。
そんな中、今読み出して おっ、と思ったのが、吉本隆明の評論集です。
昔、少し吉本隆明の本は読んでなんとなくこんな感じかと、自己満足した記憶はあります。
ちょっと、下衆かもしれませんが今年吉本隆明が亡くなって、本屋に行けば平台で特集し積んである状態なので、気になり買っちゃいました。(生前も好きでも、亡くなってどうしても気になっちゃう事ってありますよね? そういえばイチイさんも、マイケルジャクソンが亡くなった後、しばらくは携帯の着メロマイケルジャクソンでしたね。 そういえば、以前イチイさんの責任者の現場のとき、早出出勤で一人来ないTカノさんをみんなで待ちわびていた時、イチイさんの携帯にけたたましくマイケルジャクソンの着メロが・・・。 話の内容からしてTカノさんが、寝坊といううのは、周りのみんなにはばればれだったんですが、その着メロを聞いていたKジマさん、「イチイ、なんでマイケルジャクソンやねん・・・?。」と、・・・しかもなぜかその時は「なぜにイチイさんは今頃着メロにマイケルジャクソンを・・・?」という疑問が中心になり普通ですと寝坊した人の事が気なるはずだと思うんですが、なぜかその時はイチイさんの着メロの話題に・・・)
その本の中で、浄土真宗の事を書いているところがあり(実は私の実家も浄土真宗なんですが、なにぶん信仰心もなく、なんとなくお坊さんの上から目線の物言いな態度には、・・・。 閉口いえ 礼拝。) たとえば、親鸞の言葉を集めた「歎異抄」の中からでは、「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」という一文を出しているんですが、普通だったら「悪人が往生するぐらいだったら、善人が往生するのは当たり前」と、言うところを「善人すら往生する、だから悪人ならなおさら往生する。」と言っているらしいのです。 なんというパンクな発言でしょう。
さらに、その事に触れた御弟子さんの発言に「悪人が天国に行けるというのなら、意識して悪いことしたらいいのでは?」と、いうのがあったらしいんですが それに対して「じゃあ、いい薬があるからといってわざと病気になったり怪我したりするか? それはしないだろう。 だから、作った悪はだめだ。 心ならずも悪いことをしてしまったとか、ひとりでにこうなってしまった、という悪の人は救われるんだ。」という考え方で応じたとか・・・。
う~ん、目からウロコ。 納得してしまいました。
さらに驚くことに、宗教家?でありながら、天国や浄土は実体はしていない。
しかも、修行したからといっていけない と言っているところです。
まさに、「イマジン」じゃないですか.
親鸞の師匠の法然やらも含め今まであまり興味の無かった宗教。特に仏教の事、少し勉強してみようかなと、思う今日この頃でした・・・。