なぜ「吉田類の酒場放浪記」が好きなのかについて考察した。
「なんやー近ちゃんの会社のHP、ブログ書いてるんやなぁー」
先日と電気屋Fさんにお声をかけていただきました。
非常に、誠に、切に、ありがたいことでございます。さらに一言。
「皆色々カラー出てるなぁー。ただし近ちゃんの文章は長くて、少し読みにくいぞー!笑」
はい、ご指摘のとおり。m(_ _)m
ただし急激に文章力、構成力が変化するわけではないので、相変わらずノンビリお読みください。笑
さて。
月曜日の愛するBS番組といえば「吉田類の酒場放浪記」である。これについては先述しているかと思うが、60分番組=15分×4本の構成からなり、先ずとある駅前から番組は始まる。
「今日は○○の街を散策して、夜には美味しい一杯をいただこうかと・・・」
なる言葉からスタートして、昼間の街をフラッとして、気になる場所をちょっと立ち寄る。
そして日は沈み、いよいよ赤提灯が灯り始めるとフラッといかにも大衆酒場に立ち寄り、カウンターに座る。そして本題に突入する。
訳なのだが。
じゃあ他のグルメ番組(一般的にこの店の人気メニューを紹介する、あのタイプ)と何が違うのかというと、彼はカウンターに座り、メニューを見上げて、その日に呑みたい気分のものを注文する。当たり前に生中だったり、ホッピーだったり、焼酎だったり。それで乾いた喉を「とりあえず」潤して、店長のおすすめとか気になった肴を注文する。さらにぐいと一杯。酔いが進むと隣のお客と話だしたりして、やがてお店の外で感想を述べて、さらにもう1件。と夜道に消えて行くところで1本のお話が終わるのである。
決定的な違いは、前もって「これを紹介するんだ!』という意気込みがなく、全くフラッと店に入り、そこで出会ったものとやりとりをしていく、という偶発的な点がこの番組のミソなんだと思います。そして私もそういった、いわゆる一期一会的な「出会い」が夜の店では大好きです。だから隣の人とお話したり、周りの空気を感じてみたり、その場の旬なものをいただいてみたり、これこそ大衆酒場で味わう事の出来る醍醐味なんでしょうな。
最近の間仕切りされている「個室居酒屋」について、どうもいただけない理由はきっとこの違いなのでしょう(前にも言いましたが)とある祇園のママさんが「ご飯を食べに行くなら、絶対カウンター」と仰っていたのも、よーく分かるのです。
さぁこんな事をだらだら書いていたら、今宵も一杯♪なんて思う訳ですが、GWに呑み続けて腹回りが気になりますので、今日はこのまま就寝しましょう。GWネタは他の人に任せて、おやすみなさい。