「顔晴ろう」と平安時代について
今回は小話2つでございます。
どうも人に「がんばろう」と伝えることが、二人とも得意ではない、というか違和感を覚えるということで意見が一致しました。なんだか押しつけがましいというか、投げやりというか、普段使っている人たちはそんなこと考えたりしないのだろうけれども、とグダグダ言いながら。
すると税理士さんがこんなことをお話されました。
「いやー、私も苦手だったんですけど、先日TVで『顔晴ろう』と言ってるのを聞いたんですね。そう、笑顔になりませんか?という意味だそうです。なるほど、これなら人にも素直に伝えられるなぁ、って思って最近は色んな方々にお話ししているんですよ」
おっ、これはいいね!普段から元気と笑顔を言い続けている近藤にはピッタリとハマりました。あまり言葉で表現することが得意でない私でも、これなら少しは上手に気持ちを伝えられそうです。
アルバイトのS木君との話の中で。
現場の帰り道に、時代祭の話になりました。それでS木君の知り合いの方が行列に参加されたそうなのですが、色んな時代の衣装が登場する中で、室町時代の衣装は今までになくて、昨年初めて登場したそうなんです。というのも、それまで他の時代に比べて、当時の様子を知る資料が断然少ないらしく、色んな情報を集めて、ようやく達成されたんだそうです。うーん、室町時代の京の町。応仁の乱がこの頃でしたから、あちらこちらから魑魅魍魎が集って、相当京都を荒らしたんでしょうなぁ。なんてことを想像したりすると「いとおかし」ですね。