感動した!
こんばんは、今月も今日で終わりで、と言うことは今年も早一ヶ月が過ぎたという事です。
早いもんですね。 この間年が明けたと思っていたら、後こんな感じで11回過ぎたらお正月なんですもんね。
日々1日大事にしょうっと!
だもんで、色々年末年始の話とか、娘の成人式の話でもと思っていたんですがタイムリーな感じがしない時期になっちゃいましたね。(成人式より、娘に今度の市長選の投票のお知らせのはがきが来たことが、本当に成人したんだなあと思う今日この頃です。)
で、とりあえずこの前観た映画の話でもします。 観たのは「ヒミズ」です。 去年ヴェネチア国際映画祭で、賞をとって話題になった映画です。 古谷 実のあの漫画が原作です。 原作も好きで本も持ってるんですが、なんせ内容が重たくて、読み返しはなんとなくできませんでした。(園 子温監督は何度も読み返すほど好きなんだそうです。)
その原作に、この監督なんで面白いだろうけどハードな作品になりそうで、若干観に行くのを躊躇していたんですが観に行きました。
いやぁ~ ハードはハードなんですが、見事な青春映画に仕上がっていました。 最初から目がうるうるな感じでした。 何でも震災前に企画していたのを、震災後設定と筋を練り直したんだそうで、それが見事に観ていてつらいんだけど、トータルでうまく出来ていて、観終わった後凄く気持ちのいい感動になりました。 セリフ等は原作にかなり忠実なのですが、設定は震災後という事と映画としてのまとめ方もあるんでしょうが、結構替わっていました。
しかし、それがよくまとまったいい作品に仕上がっています。 いい映画です。観終わってから2~3日余韻に浸り、1場面場面の事を繰り返し考えてしまいます。
「ヒミズ」って、古谷作品の中でちょっと大きな転機になったいい作品でしたよね。私の中では古谷作品の「ラバーソール」って感じですね。
でも、ちょっと暗く重い・・・。