娘と連弾
「天才子役」というか、子役の演技力をアピールする番組がどうも好きになれないコンドーです。
さて「天才子役」とは対局に位置する我が娘達ですが、今日は今年から通い始めたピアノ教室の発表会がありました。上の娘と連弾で「こぎつねコンコン」を演奏することが決まったのが2ヶ月ほど前。ちょっとずつ練習していて独学のピアノでありながら、なかなかに上手に演奏できていたので、しかし日が近づくにつれて徐々に緊張も生まれて、夜寝る前にコソッと練習したりしていました。
そして当日。午前中のリハーサルでステージ上でのグランドピアノ演奏にお父さん大興奮。もうニヤニヤしちゃって、仕方がございません。少し音をポロンと鳴らしてみると、あら〜いい音じゃないのさ〜。でウキウキしながらリハ開始したのですが、娘がかなり緊張していた様子で、全く音が出ない状況。。。なんかリハから凹んでるし。。。それを見て平静を装っていた隣のお父さんの心の中に、徐々に「不安」が生まれてきます。。。
いよいよ本番。娘は2曲を演奏するのですが、最初の曲は独奏です。二人で袖での待機後、アナウンスで娘の名前が呼ばれて、一人で緊張しながらもスポットライトを浴びながらピアノに立ち向かって行く小さな後ろ姿に思わず感動してしまいました。彼女も一生懸命に演奏して、最後の締めを少しトチってしまいましたが、なんとか無事にクリア。そしていよいよ真打ち(主役は子供なのに)登場でございます。会場も普通ならお母さんが連弾に登場する中で、まさかのお父さんで少し「ざわざわ・・・」演奏前から、その独特な雰囲気、辞めてくれー!それでも不安と緊張の中、なんとか娘とノーミスでクリアして、演奏後はたくさんの暖かい拍手を頂戴いたしました。下の娘も先生の伴奏に合わせて、ピアノをポンポンしながらのお歌も上手に出来ました。
今回の演奏の様子は最新ビデオカメラ(演奏会のために購入)に全てを記録保存。早速帰宅後に演奏をチェックしました。そこには衝撃の映像が!なんとお父さんの手の指の震えがハッキリと記録されてしまっているのでした。。。編集して北海道の義父にDVD送ってやる予定なのに・・・恥ずかしいったらありゃしません。さらに下の娘のお歌も、なんだか「のろいの呪文」のようで音程のはずれ方でしたが、それでも頑張った二人の娘の成長を素直に喜んだ、素敵な一日となりました。いやー、晩ご飯時のビールが美味かったこと美味かったこと。