電車男
仕事柄、普段はほとんど電車に乗ることがありません。大抵、車で現場や打ち合わせに出かけます。だいたい1か月平均でも1~2回しか乗りません。利用するのも、ほとんどが地下鉄ばかり。JRに乗るなんて、年に数回のちょっとしたイベントになったりするんです。
先週の土曜日、阪神方面の協力業者さんから飲み会のお誘いをいただき、六甲道まで出かけることになりました。当然、お酒もいただくわけですから、電車を利用します。地下鉄で山科駅まで出て、そこから新快速、そして普通に乗り換えて約1時間超。もう切符を買う時点で、ドキドキワクワクがスタートします。なんせ電車賃も片道1280円ですからね。こりゃ気合が入るわけですよ。早速、改札口でICOCA専用レーンを通り過ぎようとして焦ってしまい、こりゃヤバイぞ、と途中で尿意を感じないようにトイレへ。なるべく人のいない車両を利用しようとして、一番後ろの待機場所で並びます。後ろに数名の女性が並ぶと「あら?この場所って、もしかして女性専用車両のところやろか・・・」なんて不安がよぎります。もう乗車するまでに一苦労です。ようやく新快速が来て、男女共用(笑)であることがわかり、安心。たまたま席も空いていたので、座ってゆっくり読書することにしました。京都駅から、ぞろぞろ人が隣や向かいに座ってきて、みんなは早くも爆睡モード。。。お疲れなんですね、みなさん。。。コンドーは車窓から夕焼けをぼーっと眺めていました。思い返せば、高槻の学校に通っていたのが10年前。知らぬ間に、高槻までに新しい駅が2つ増えていたり、高槻駅周辺はどえらい高層ビルがあちこちに建設されていたり、と「10年ひと昔」とはよく言ったものだ、と感心していました。
さて、六甲道駅周辺はすっかり神戸の町って感じでした。駅前に居酒屋が並んでいたり、若い人が集まっていたり、山が近かったり。住むのはゴメンなさいだけど、たまに来るには悪くないなぁ、そう感じながらお店では10名ほどの懐かしい顔と楽しく阪神が逆転ホームランを打たれるのを楽しみながら(実際はため息でしたが)美味しいお酒をいただきました。
あっ、帰りも電車なのを忘れていた...酔っぱらっていないかな?酒臭くないかな?とりあえずブラックコーヒー呑んで、息のにおいを消そうかな?相変わらず周りの目線が気になるコンドーだったのですが、これまた向かいに座ったOLさんが缶ビール片手に携帯いじりながら、間もなく眠りにつく様子を見せつけられて、すっかり電車も緊張感が無くなっているんやなぁ、と感じながら懐かしいJRの揺れに身を任せての帰京でした。駅について、もう一度スタバでコーヒーしばいて、ようやく帰宅となかなか刺激的な1日でありました。(普通の人には当たり前のことなんでしょうけどねぇ)