今更ながら村上春樹
最近、村上春樹を読まないとだめだ!と自分でもよくわからない決意をして、先日「ノルウェイの森」を読みました。本当は20代で読まなければいけない本だよなぁ、なんて思いつつ、今度映画が放映されるのもあって、勢いで3日間で読破。人間の弱さ、というよりも人間らしさ、が滲み出ていた面白い本でした。リアリズム、そんな感じです。個人的には、特攻隊が行方不明になる経過と、最後の直子に対する絶望感、が印象的でした。読み終わった後の、何とも言えない切なさも素敵です。ちなみに今度の映画について、細野晴臣と高橋幸宏が出演しているのが大変楽しみなので、ぜひ見に行こうと思います。(細野がレコード店の店主役だそうで、それだけで嬉しくなっちゃってます)松山ケンイチはアリやと思いますが、菊池凛子については正直なんともいえない感じなのですが・・・まぁ本編を楽しみにしましょう。だけど、ビートルズの「ノルウェイの森」だからいいんですよね、あれは。「ミシェル」では、なんだかフランス映画っぽくなってしまうんでしょうね。勝手な想像です。はい。
話は変わって、日曜日は永平寺にお参りしてきました。カミサンのお母さんが永代供養されているので、定期的なご挨拶、というわけで久しぶりにお参りです。名神高速道路から北陸道に乗り換えて、滋賀県から福井県に抜ける山道はクネクネなのですが、山々の紅葉がとてもキレイで、運転も楽しく過ごせました。上の娘が「山が紫色だね〜」というのは子供の見たままの率直な感想で、とても感心しました。黄色や赤色や緑色とは、いわゆる一般論で、大抵大人はそれを利用して比喩するのですが、その感じたままの素直さは大事であり、これからも持ち続けて欲しいものです。市内では11月の割に暖かい、と天気予報では言っていましたが、さすがに山中の永平寺では廊下の木床からヒシヒシ冷たさを感じ、まもなく冬がやってくることを予感させられました。本堂で、娘たちが一生懸命に合掌するのがとても可愛かったです。お参り終わって、冷えた身体を近くの茶店でおぜんざいで暖めて、あとは紅葉シーズンまっただ中の渋滞高速を逆戻り。さすがに疲れましたね。家に帰って、気がつけば風呂の中で眠ってしまいました。
で、今日は近藤防災ゴルフコンペ。結果は15名中7位。。。まぁドラコンとニアピン1つずつ獲得したので良しとしましょう。雨の中、皆さんラウンド終了後はお疲れの様子でしたが、和気あいあい楽しんでいただいて主催者としては大満足です。その後お客さんとお疲れさんで飲み会。酔いが回ってウンチク披露大会となり、Kジマ君がとてつもないウンチクを発表して、一同が大笑い+アゴが痛くなってしまいました。このブログを記入している間も、アゴをさすりながらです。あ、ちなみに、近藤のスコアは55、52でトータル107。雨のせいです。雨さえなけりゃ。。。理想を言えばキリがありません。でも練習はしません。あくまでイメージトレーニングです。あ、はい。ただの出不精なだけです。ほどよく酔いが回って、BGMはジョニーミッチェルで、いつの間にかカミサンはおやすみなさいで、一人夜を楽しんでいる月曜日の日付変更前の近藤でした。